技術情報

PMAC技術情報 - システム基本系統

PMACシステムは、コンプレッサを内蔵した水熱源小型ヒートポンプユニット(PMACユニット)を建物内に分配配置することにより、個別に空調を行うシステムです。

PMACシステムは、セントラル方式と異なり、夏・冬のシーズン切換えを必要としません。PMACユニットは、冷房及び暖房を自動的に切換える機能を持っておりますので、空調の必要な部屋で必要な負荷だけの、空調を行うことができます。また、PMACユニットは個別でもグループでも運転が可能で、室温制御はPMACユニットに内蔵しているボディサーモスタットにより行います。

ボディサーモスタットは、設定温度に対して室温(吸込空気温度)を感知し、常に室内を設定温度にするように、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に選びます。このようにPMACシステムの場合には、空調負荷に応じた運転を、各々のユニットが個別に行い、その時に必要な熱源だけを供給すれば良いことになります。

PMACシステムの基本系統は下図の通りです。


熱源水ポンプにより送り出される熱源水は、各PMACユニットを循環し、冷却塔又は補助熱源(ボイラ)を経て、熱源水ポンプへ戻ります。各PMACユニットで空調に費やした熱量は、熱源水の温度差となります。
冷却塔又は補助熱源(ボイラ)の運転は、空調に費やした熱量を補うだけの稼動となります。また、冷房運転ユニットと暖房運転ユニットが混在する場合は排熱と吸熱の熱収支による稼動となります(熱回収による省エネルギーシステム)。

また、新鮮外気は、各々PMACユニットより吸込まれ、室内還気と混合されて室内に吹出されます。
加湿が必要な場合には、外気の一時処理装置内で適宜行います。


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