空気熱源ヒートポンプユニット
空調システム

ASPACについて
ASPACシステムは、「室外機」と「室内機」を一体化したユニットを用いた省施工で快適な空気熱源個別空調システムです。
従来あった室外機の設置や冷媒配管の施工が不要となり、屋上(屋外)の重量負担を無くすことができます。
ASPACシステムの特長
01完全個別空調
エリアごとの冷暖房負荷の変動にきめ細かく対応でき、ユニット単位の運転や時間外での空調も容易に行えます。冷暖フリーにより室温制御も万全です。
換気を行いながらの自動冷暖房ができるため、室内の空気をいつも新鮮に保ちます。また、外気冷房(一部機種を除く)により省エネが図れます。TACS集中管理システムを併用しますと、テナント・ゾーン毎の空調電力量が按分表示できます。
02省スペース・省施工
ASPACシステムは室内外機一体型ユニットですので、機械室やシャフトが不要です。このため、床面積の有効利用につながります。天吊型、床置型等のバリエーションで、建築意匠的に対応します。
室内外機一体完全密閉冷媒ユニットは工場組立品ですので現地での冷媒配管、冷媒充填作業は不要となり、冷媒漏えいのリスクはありません。
03省エネルギー
インバータ制御採用により、高効率化を実現しました。
完全個別空調方式のため、必要なエリアのみ空調運転を行い、無駄なエネルギーは使いません。
04高品質で長寿命
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長寿命を実現するためにも、
ライフサイクル・メンテナンスメニューを用意しています。
05災害時のBCP対応
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室内機室外機一体型の完全独立のため、
電気復旧後は目視確認のみで運転が可能です。
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高層階で電力供給がひっ迫した際にも、
運転を間引いて空調と換気を行うことが可能です。
ASPACのユニットの特長
01換気可能な一体型ユニット
ルームエアコンでいう室内機と室外機を1つにまとめたユニットとなります。そのため、冷媒配管工事や室外機設置スペースが不要です。また、一体型になっているため、新鮮外気を室内に取り込む換気機能を持っています。もちろん、冷・暖房しながらの換気も可能です。中間期や冬季など室温より外気温が低いときの冷房運転では、新鮮空気を直接室内に取り込む自動外気冷房機能を搭載しています。(一部機種を除く)
※全熱交換機器取り付け可能です。
冷房サイクル・エアーフロー
①室内側熱交換器 ②室内側送風機 ③フィルタ ④室外側熱交換器⑤室外側送風機 ⑥ロータリーコンプレッサ ⑦四方弁
SA:室内側吹出 RA:室内側吸込 OA:室外側吸込 EA:室外側吹出
02建築意匠の自由度
室外給排気口がスリット対応の機種については、ユニット左右勝手対応、給排気口寸法変更、特殊架台による高さ調整など、省施工への配慮も万全です。
03多彩なオプション機能
機種毎に数々のオプション仕様を選ぶことができます。
全熱交換器、加湿器、各種フィルタ(比色法65%、90%、ロングライフ、洗浄型)
04ユニークなスポット空調機「レスQ」
「レスQ」は、電源(単相100V)をつなぐだけで、ユニットへのダクト接続、配管接続、ドレン接続が一切不要で自動冷暖房ができる、天吊カセットタイプの空気熱源ユニットです。
室内からの吸込空気を熱源とし、冷房時に発生するドレン水は蒸発させて天井フトコロ内より排気します。
ASPACのユニットタイプ
ASPACシステムは、建物の用途に合わせた2種類のタイプがあります。どちらも冷暖フリーの一体型空気熱源ヒートポンプによる、個別分散型空調システムです。
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天吊ウォールスルーユニット
カセット/ダクトタイプ -
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床置ウォールスルーユニット
スリットタイプ/ガラリタイプ -